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SDGsへの取り組み

日和工業株式会社
代表取締役
       福部 清

弊社では、鋼材を使用した製缶製品の製造において、材料取り(ネスティング)段階でのスクラップ率を10%以下に抑える取り組みを進めています。

従来、製品1ロット(例:工業用タンク17基)の製作では、鋼板使用量のうち約15.9%がスクラップとして発生していましたが、切断計画を最適化することで、スクラップ発生率を8.1%まで低減することに成功しました。これは約48%の削減率に相当し、約8,300kgの鋼材を節約することができました。

この削減分により、鉄鉱石や石炭、水などの天然資源の使用を抑制し、約15〜20トンのCO₂排出を回避したと試算しています。これは、自動車約5台分が年間に排出するCO₂量に相当します。

また、発生したスクラップは再利用・再資源化のルートを確保し、「廃棄ゼロ」を目指す循環型生産体制を構築しています。

今後も製造プロセスの見直しと資源の有効活用を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

日和工業株式会社
代表取締役
       福部 清

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